帰り途
見慣れた景色に感受性失い 荒んでく心はもう戻れなくて
白い目線 さす指 塞いだ両手で 傷つけ傷つくその狭間で
不安定を失った不安の中で また煙草に火をつけ誤魔化して
今日がもう終わる
思わず歩みを緩めれば君は居ない 奥二重のあの眼が見ていたもの
君の云う永遠に手が届きそう 擦り減らした運命もそれだと言う
時折揺らいでいる視界もそう 動かない心も温もりも
今日がもう終わる
君がいて僕がいた それだけで僕ら無敵だった
あの空も未来さえも怖くなかった
謝罪の台詞を土産に帰る途 解ってる 居ないんだろう
期待などしていません
作詞/作曲 千野洋平